になるジョーク
ジョーク好きの2人が披露し合う
世界のジョークを盗み聞き。
草木も眠る、夜更けのバー。「終電まで!」を合言葉に、のんべえの仲良しコンビがハイボールを酌み交わしている。ジョークを交えた世にもくだらない話に、しばし耳を傾けてみよう。
J

いやー、近頃マジで日本を訪れる外国人観光客が増えましたね。

K

同時に日本のポップカルチャーへの関心も高まっているらしいな。

J

確かに、ミーガン・ジー・スタリオンなんかも自分の曲で日本のマンガなんかによく言及していますもんね。

K

そういえばこの間、日本びいきのアメリカ人の友達が「僕の父は考えが古いんだ。日本といえば忍者だとまだ本気で思ってる」って嘆いていたんだよ。

J

そのイメージは古すぎる……。

K

だから、「じゃあ、君にとって日本といえば?」って聞いたら、言っていたよ。「決まってるだろ。忍者の漫画さ」って。

J

『NARUTO -ナルト-』だ(笑)。「日本=サムライ、フジヤマ、テンプラ」ってイメージが、いよいよアップデートされつつあるのかもしれませんね。

K

ではここでクエスチョン。21世紀に突入し、世界はグローバリゼーションの世の中になったという。ではグローバリゼーションとは?

J

いきなり、むずっ! 世界中でシアトルのコーヒーが飲めるとか?

K

それもあるかもしれないが、答えはこう。アメリカの子どもの将来の夢がサッカー選手で、イタリアの子どもの夢がマンガ家で、日本の子どもの夢がメジャーリーガーだということ。

J

なるほど。逆にいうと、日本の野球選手がここまでメジャーで活躍できるようになったのは、21世紀に入ってからってことなのか。

K

そういうこと。時代は進化しているし、それに足並みを揃えるようにジョークも進化しているってことだ。

参考文献:
『世界の日本人ジョーク集(中公新書ラクレ)』早坂隆著

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